2011/11/30

学校給食牛乳の放射線データ 公表求める区教委と牛乳業界平行線

東京都内の小・中学校に牛乳を納入する牛乳メーカーで6社でつくる「東京学乳協議会」(千代田区)が検査結果の数値を開示せず、各区に混乱が広がっている。風評被害を懸念する牛乳業界と、学校現場をあずかる各区教育委員会の主張は平行線で、“落とし所”は見えてこない。
(中略)
牛乳メーカーで構成される日本乳業協会(千代田区)によると、風評被害を懸念する背景には、武蔵野市教委が10月にとった対応があるという。
市では10月下旬、給食に提供される予定だった群馬県産の低温殺菌牛乳から、セシウムを1キロ当たり7ベクレル検出。国の基準値よりもかなり低いものの、市教委は急(きゅう)遽(きょ)、牛乳の提供を取りやめた。
協会は「7という数値が独り歩きし、公表した数値がこれに近ければ給食の牛乳全般が納入禁止となりかねない」とデータ公表による極端な対応を懸念する。

詳細は産経ニュース記事

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